ニューヨーク キャッツアイ


「スーパーに寄って帰ろうかな、どうしようかな…」

立ち止まって考えごとをしていると、足下になにかの気配。

《するりっ…》



猫“にゃ〜ん”


《すりすり…》


《じーーーっ…》

「猫かぁー あーびっくりした」

こいつ、すりすりしては、私の顔をじーっと見つめてくる



《ぺろんっ》

「お腹空いてるの?ごめん、何も持ってないんだよね」

猫“にゃ〜”


猫はフェンス越しに街の様子をじーっと見ていた

「もうすぐ日が暮れるね。私、帰るね。またね」

ニューヨークの猫も、毎日いろんな風景を見てる

“猫には人間社会ってどう見えてるのかなー”



なんて事を考えながら、その日はまっすぐお家に帰りましたとさ。

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