初めての旅行記に気合い入っていたはずが、ズルズルと1ヶ月も過ぎてしまいました。
渡英してから毎日つけている日記帳を頼りにドイツ旅行を振り返ってみたいと思います。
ドイツ旅行を決めたのは出発の約1週間ほど前でした。
大学図書館の休館予定の知らせを受けたのをきっかけに、『イースター休暇』の存在を知ります。笑
厳密にいうと、イースターは毎年日にちが変わるそうで、今年は4月3日から6日までの4連休でした。
とは言え、私の場合まだ会社勤めのお仕事も初めていないので
お店が閉まる期間のイースターよりも前に、引越しのタイミングで旅行してきました。
行き先はなんとなく『そうだ、ベルリンに行こう』と思いつきで決めただけです。笑
ちょうど一年前に卒業旅行でヨーロッパー周遊した時に立ち寄ったベルリンに惚れ込み、
なんならイギリスより魅了された街のひとつでもあり、また訪れたいと常に思っていました。
ただ今回は10日間も時間をつくれたので、せっかくなら『ドイツらしいドイツも見たい』
と思ったことから、南ドイツ経由の最終目的地としてベルリンを目指すことにしました。
以下、旅の行き先アジェンダです。
Day 1-London to Düsseldorf
Day 2-Düsseldorf to Bacharach via Köln
Day 3-Bacharach to Rothenburg ob der Tauber via Würzburg
Day 4-Rothenburg ob der Tauber to Füssen
Day 5-Füssen to München
Day 6-11-München to Berlin
ドイツ旅行記の第一弾は旅行初日から3日目の朝までの様子を振り返りたいと思います。
Day 1-London to Düsseldorf
Day 2-Düsseldorf to Bacharach via Köln
Day 3-Bacharach
さてさて、旅行初日から飛行機が遅れるなどアタフタとしてしまいます…
まず私の場合はオックスフォードからロンドンのヒースロー空港に行かなければなりません。
空港まではバスで90分で行けても、ロンドンからなら特急列車で15分、この差は大きい…
気持ちが焦るのも、何たって初日からサッカー観戦を予定していたからです。笑
飛行機遅延の間に気づいたのですが、イギリスとドイツでは1時間の時差があります。
ドイツの方が1時間早いのでますます気持ちは焦りますが、チケットは購入済みだし大丈夫!
と良くも悪くも持ち前のポジティブ精神でなんとかデュッセルドルフに到着!
Düsseldorf Hbf(デュッセルドルフ中央駅)
ドイツは日本と同じくらいWiFi環境が良くないです…
イギリスのSIMカードではネットが利用できないので少し不便な思いをしました。
予約していたホテルまでは中央駅から徒歩3分の好立地!
とは言え、初めての土地なので東西南北を確認しながら地図をコロコロしていると、、
心優しい人の多いドイツおばさまが駅構内の出口まで誘導してくれました。
無事にチェックインを済ませ、シャルケのホームタウン、ゲルゼンキルヒェンを目指します!
万事に備えていなかったが故、時刻表すら確認していなかった私は駅員さんにたずねると
「出発2分前だよ!次は1時間後!急げ!」と言われ猛ダッシュで飛び乗ったのでした…
そして隣りに座っていたアイルランド系の少年と話すまで急行で1時間もかかることすら知らずさすがに焦る!
あとはスタジアムに向かうのみ。大丈夫、大丈夫。(この時点でさすがに自分に呆れる)
※慣れない土地での旅行は事前の計画準備をしっかりしておきましょう。

VELTINS ARENA - FC Schalke 04のホームスタジアム
ちょうど選手入場のアンセムと共に私も会場入り!
今や日本代表の不動の右サイドバック内田篤人選手の所属するシャルケ
やはり応援に来てる日本人の多いこと!何人も日本人とすれ違いました。
無事にチケットもボックスオフィスでピックアップしていざスタジアムへ…!
近ぁあーーーーいいぃぃーーーーーーー!!!!!!!
初めてのブンデスリーガ、いや、初めての海外リーグ観戦にも関わらず、なんと*ホームゴール裏
*主にイタリアやスペインリーグでよく見かける発煙筒とか投げてる人たちがいるエリア
この日の対戦相手はレバークーゼンというリーグ3位のチーム(シャルケは5位)
チーム最多得点の活躍ぶりを魅せノリに乗ってる若手ストライカー韓国代表のソン・フンミン所属
残念ながら試合内容はお世辞でも良い試合とは言いがたい内容で
日本からツアーで来たおばさまたちもガッカリなことに内田選手はアップはしていたものの
怪我の影響か出場機会はありませんでした。ただ間近で見たけど本当にかっこ良かった!笑
試合は負けてしまいましたが、帰りのトラム内は壊れるんじゃないかってくらいの振動と応援歌。
あとね、10人くらいサポーターに「ウシー!ウシーーー!!」て声かけられました。
内田選手のこと。このチームの一員として愛されてるんだなぁと日本人ながら嬉しく思いました。
一昔前ならありえなかった事が今の日本サッカーには起きているような気がします。
中村俊輔選手もスコットランドで大活躍だったけど、いまやACミランやインテルに日本選手がいて
香川選手がC大阪からドイツへ移籍した当初はドルトムントの王と呼ばれていました。
日本でのサッカー=イギリスorブラジルというイメージが今は確実に変わりつつあります。
右端に座るおじちゃまの優しい笑顔が微笑ましかったです。
サッカーについて書き過ぎました。もっとサクッとした旅行記のつもりが…
帰りに日本人の大学生2人と出会い(近くにいたドイツ人がこの2人も日本人だよと教えてくれた。笑)
ケルンに滞在中ということで、翌日ケルンで落ち合う約束をしてデュッセルドルフで別れました。
ホテルに戻りTVをつけると、サッカーW杯でドイツ代表を優勝に導いたレーヴ監督が!
まさかの6本中1本も決まらず、素人の女の子に負けるという公開処刑に曝されておりました…
いつもクールな印象のレーヴ監督もこの時ばかりはただ苦笑いするしか…
デュッセルドルフは日系企業が多く日本人も多い街として知られていますが
翌日は観光はすることなく20分ほど電車に乗ってケルンに向かいました!
どーーーーーーーーん!!!!
ケルン大聖堂です。大き過ぎて枠に収まりきりません。
もう少しマシな写真がデジカメにあったかもしれない…
ドイツの教会建築は驚くほどに繊細です。ケルン大聖堂には圧巻されました。
昨日の試合後に知り合った2人の大学生はサークルで来てるとは聞いていたのですが、
まさかサークルのみんなを連れてくるという想定外な展開に完全に引率の先生状態な私。
この日は日曜日だったので大聖堂内では礼拝が行われていました。
近所の教会がケルン大聖堂って素敵…
せっかくなので大聖堂の階段を登ることに!しかしこれがかなりキツかった…
「ハタチそこらの若い子に負けたくない」という無駄な根性で533段の階段をなんとか登りきり
地上100㍍からケルンの街並みの眺めと達成感を味わいました。もう二度と登らない。

ケルン大聖堂地上100㍍からの望むライン川(橋の向こう側がデュッセルドルフ方面)
頂上の壁に書かれた落書き
生まれたての子鹿のように脚ガタガタになりながら大学生たちと別れ
この日の最終目的地であるバッハラッハへと向かいます。
ローカル列車に乗ってひたすらライン川沿いを走ります
世界の車窓からのテーマが脳内リピート再生されます
途中コブレンツ駅で20分程停車したので3時間ほどだっただろうか、
ちょっと曇り空ですが、なんとか日が暮れる前にバッハラッハに到着です。
地元のローカル列車ってワクワクする!
1時間に1本しか列車がない駅なので翌日の乗り過ごしは油断禁物です。
バッハラッハは超ローカル駅なので無人駅です。
目指すは山の上に見えるあのお城!そう、そこが本日の宿なのであります。
なんといっても街並み、建物が可愛いのでじっくり見ながら街中を進みます…
5分ほど歩いてお城への“登山口”の案内板を発見!
階段というより石段になってきます…心折れそう
バックパックを背負いながら登山すること20分…
やっとの思いでシュターレック城に到着!!!
この日の宿泊客はなんと私含めて7人
翌日は子どもたちのイベントだかで100人近く来るのだとか
このシュターレック城は昔建てられた古城ですが、現在はユースホステルとして営業しています。
想定外にも6人部屋を1人で泊まることになり、場内は昔の面影は無く改装されているのですが
少し怖かったのでPodcastで爆笑問題の爆笑カーボーイをずっとかけ流して眠りました。笑
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